麦子は昨年の秋くらいまで、アルバイト代わりに、ある三流会社の技術部長をやっていましたが、新入社員として、東大生の新卒が一人入ってきました。
実物を見て、まあ、しょうがないか？と思いましたけれども、
それでも、「こいつはよっぽどの馬鹿か、相当の落ちこぼれだな」と内心判断しました。
腐っても鯛と今までは思っていました。しかし、よっぽどの就職難だったのかしらねえ。もしくは、何もしらずに、業界知識も持たずに、来ただけかしらね。
一時期、北大の中途社員が入社してきたことがありますけれど、そいつは、そこそこ出来るやつでした。1ヶ月でやめましたけれども。彼の選択は正解です。
ということで、現在の東大生の質を概略、イメージした麦子でした。
ちなみに、在学中、記憶に残るほどの事はなかったですね。
誰かの講義を受けて感銘を覚えたこともなかった。
フランス語が話せるようになったことと、重要な書物を購入する為の知識を得たという事くらいかしらね。
ただ、卒論だけは、発表前日に種明かししていただいて、ひとつだけ、勉強になりました。
「なるほど、この分野の研究とはこういう風にやるんだ・・・」と。
卒論発表リハーサル時の「君らは助手の〇〇君の研究の狙いを理解していないな？」という、ノーベル賞をとり損ねた（？）教授の一言が非常に印象的でした。
でも、これって、非常に重要な事だと思いますけれど、
別に本人に見つけさせなくてもいいと思います。一度話しをすればそれですむだけと思いました。逆に言うと、「大学での研究テーマ、プロセスって、この程度のものなのかしら？」と、後でずーっと思っていました。
それよりも、ランダウ・リフシッツの「場の古典論」をきちんと理解することのほうがよっぽど重要だと感じました。
アインシュタインの宇宙方程式はホンットーに美しいです。
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実物を見て、まあ、しょうがないか？と思いましたけれども、
それでも、「こいつはよっぽどの馬鹿か、相当の落ちこぼれだな」と内心判断しました。
腐っても鯛と今までは思っていました。しかし、よっぽどの就職難だったのかしらねえ。もしくは、何もしらずに、業界知識も持たずに、来ただけかしらね。
一時期、北大の中途社員が入社してきたことがありますけれど、そいつは、そこそこ出来るやつでした。1ヶ月でやめましたけれども。彼の選択は正解です。
ということで、現在の東大生の質を概略、イメージした麦子でした。
ちなみに、在学中、記憶に残るほどの事はなかったですね。
誰かの講義を受けて感銘を覚えたこともなかった。
フランス語が話せるようになったことと、重要な書物を購入する為の知識を得たという事くらいかしらね。
ただ、卒論だけは、発表前日に種明かししていただいて、ひとつだけ、勉強になりました。
「なるほど、この分野の研究とはこういう風にやるんだ・・・」と。
卒論発表リハーサル時の「君らは助手の〇〇君の研究の狙いを理解していないな？」という、ノーベル賞をとり損ねた（？）教授の一言が非常に印象的でした。
でも、これって、非常に重要な事だと思いますけれど、
別に本人に見つけさせなくてもいいと思います。一度話しをすればそれですむだけと思いました。逆に言うと、「大学での研究テーマ、プロセスって、この程度のものなのかしら？」と、後でずーっと思っていました。
それよりも、ランダウ・リフシッツの「場の古典論」をきちんと理解することのほうがよっぽど重要だと感じました。
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