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将棋電王戦~三浦八段の敗因分析3

今回の対局に関連して、色々と考えましたが、それらの考察?勝手な想像はDTIブログにあります。
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将棋電王戦~三浦八段の敗因分析2

今日は検索で結構、整理されはじめた情報を集めました。ただ、ブログの著者の知性と性格の影響があるので、事実の引用はよしとして、意見、感想などの把握には注意が必要です。

ブログというものは、日記の代わりに始めましたけれど、やはり、自分のブログのアクセス数が気になります。
かと言って、増やすために書くのは本末転倒なので、麦子は気分次第です。
それから、見せるものと見せないものはやはり峻別します。

https://twitter.com/gpsshogi

http://chama258.seesaa.net/article/357010130.html

http://nikkan-spa.jp/429668

http://news.mynavi.jp/articles/2013/04/24/denousen/003.html

http://www.shogiblog.com/denou/236/

http://openblog.meblog.biz/article/15920278.html

この中で、GPSshougiの思考ルーチンの分岐treeやtwitter報告で、GPSがそれぞれの局面で局勢をどう判断しているか?と予測された読み筋などが確認できます。

やはり、先手三浦八段の55手目(67金)と78の金を盛り上げた後、後手GPSshougiが84金と打った局面ではっきり、後手有利と判断しています。
ただし、将棋のソフトの形勢判断において、以下が注意事項です。

1)基本的に先手が最初は微小有利と判断する傾向がある。
2)プラスマイナス200くらいの差はいわゆる『有利/不利か、もしくは指しやすい/指しにくい』というレベル差であり、500くらいあたりから、優勢/劣勢とい感じだと思います。1000-1500くらいでは、
勝勢/敗勢という感じです。

Bonanza6同士で対局しても、基本的に先手が勝利することが多いです。

また、200-300くらいの差は攻めている方が逆転することも良くあります。

当日、大盤解説をしていた屋敷八段が55手目まで先手有利と説明していたのに、56手目の84金を好手ですね、と解説し、先手が楽でない将棋(かなり神経を使う将棋)と思われたようです。(これは引用情報なので正確ではありませんが。)

NHKの特集では、三浦八段は、感想として、75手目83金で、劣勢を意識しており、80手目82歩の局面で、『GPSはもう間違えないな、これは負けだな』と思ったそうです。

別の言い方をすると、82歩以降で、どんな選択肢を選んだとしても後手が最善を尽くすと、先手は絶対に勝てない、という形勢という事です。

では、75手目、83金の局面ではどうか?というと若干の変化の余地はあっても、どの変化も先手負けという局面でした。

従って、三浦八段の敗因はそれ以前に遡らなければなりません。


女装公衆便所マゾ麦子のAmebaブログ

ここからは私の所感です。

1)初期印象1
 この55手目の先手の盛り上げ陣形は受け、特に押さえ込みの好きな私としては、いい形という印象を受けました。
2)印象2
 ただし、ここまでに、後手の攻めの銀1枚と先手の受けの要のコマを何度も交換しています。
攻めゴマならよいのですが、受けのコマを交換させられて、また一手をかけて整備のために自陣に打つ。
ーこれが最初から気になっていました。しかも、攻めている後手は1歩損程度。コマの働きが違いすぎる。
だって、この将棋、先手の飛車はいてもいなくても無関係の手順ばかりでした。

コマの働きの良さの違い:
これが大きいと感じました。つまりこの局面では、先手は大きな投資をしてしまっているので、局面を収めて、相手の攻めを封じる以外には、勝つ道理がない。つまりすでに攻め合いはなく、受け潰すしかないのです。

それは、後手の角を封じることが出来なかったという事を言いたいのです。



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53て目に先手三浦八段が76銀打の次に、GPSは72飛として、角が睨みを利かして先手の46角を封じるための82角という手を確保することができました。

Bonanzaの評価やGPSの予測でも、この先手53手目では、65銀という手を第一候補に考えています。角は42角のように逃げるしかなくなるわけです。この場合、先手の46角が実行出来るようになり、後手GPSは55歩、52飛などの手を検討していた訳です。
ただし、76銀打は受けの好きな人はつい、打ちたくなる手です。読みの裏付けが確かならば、この手が正解の筈なのですが・・・。67金もこの76銀打と連携した手なわけです。

プロ棋士の間では、後手66、68手目を評して、『こんな細い攻めが成立するのか?』が議論されていたようです。

でも、麦子が本局で一番印象的なのは、後手70手目の74金なのです。


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先手の銀2枚の位置をそのままに、歩を補充して、飛車を71に引いて、飛車角両取りの83金を手順で避けて、なおかつ、66金を残す。

第1感では、75同金と取りたくなるのですが・・・・。ちょっと考えればすぐわかることなのですが、麦子の直感では、75同金でした。

つまり、後手の84金打ちからこの74金、71飛までの一連の手順が後手GPSの読み筋であるならば、この
GPSは、三浦八段よりも明らかに強い・・・と感じてしまいます。

しかし、想像ですが、GPSはここまで読んで84金打ちではないです。Twitter GPS の読み筋を見ればわかるように、ひとつの直線での読み手数はせいぜい15手です。
しかも、全選択肢を読んで、評価しているかどうか?は不明です。つまりコンピュータでも読む手を読まない手があるような気がしています。
もちろん、GPSの読み筋は、53手目76銀打ではないみたいですから、『ありがたい!』と言って、飛者を寄ったはずです。(人間同士なら必ずそういう感想戦になります。)

以上、事実情報の引用、リンク先情報と麦子の所感を述べました。
私の結論として、『三浦八段の敗因は、53手目76銀打と55手目67金』の連続疑問手によって、後手角の82への退路確保と84金、74歩、64歩の裁きを許してしまい、押さえ込みの包囲網が崩壊したこと。』
と思っています。
ただ、三浦八段は76銀ではなく、65銀からの攻め合いをあまり考えなかったという事です。つまり押さえ込んで勝てる形である・・・と。

従って、『脇システム』という矢倉の定跡に対して、後手GPSが新手の仕掛けを成功させた、という判断は早計と思います。

以上




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三浦八段の敗因

電王戦第5局の敗因について、GPSの評価データを元に、悪手、緩手の分析がどうやら出始めているようですね。

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10105970060

83金が直接的な疑問手ですが、それ以前に、77銀が疑問手という
指摘が書かれていました。

個人的な感想では、
1)77銀の局面で、この77銀を緩い、悪い、筋が悪い、というプロはほとんどいないと思います。
2)83金は一見、『大丈夫かしら?』と感じさせる手です。
ただ、あの持ち時間で、かなり先まで踏み込んで読みを入れるのはおそらく無理なのだと思います。そう感じさせる手です。

GPSは人間が1-2時間かけて読みを入れて、ダメという評価をする候補手を2-3分程度?で3番手以下の選択手として認識できていたという事です。

やっぱり、車とカールルイスという事だと思います。
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昨日は将棋について随分と書きました。

今、電王戦第5局での三浦八段の敗因を考えているんですけれど、昨夜は0時に起きて5時までブログを書き込みしていました。本当は18禁の公衆便所マゾブログなのに・・・・Σ(゚д゚lll)
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恐怖

はっきり言って、森内、羽生の名人戦第3局の結果、棋譜よりも、
今、Bonanza同士の対局を分析している方が面白いと感じているわけです。つまり、
トッププロの観戦記、新聞記者の観戦記、感想戦の内容では、
『これは先手いいですね。これはこうでしょう。これは一局ですね。・・・』などのコメントに対する価値観が明らかに自分の中で変わったと感じます。
これは、お金を出して、将棋を見たり、新聞を購読したり、本を買ったり・・・という経済行為に対する価値観の変化であり、
将棋を生業とする人達の経済圏を明らかに侵食すると思わざるを得ないのです。『棋士不要論』の始まりという気がします。
次に、音楽、ビデオの著作権と同様に、棋譜の著作権に関する議論が出てくるでしょう。こうなると、誰も棋士に対して、対価としての報酬を払わない経済構造へと変化していくことになります。

カールルイスが短距離なら早いよ~と言って、人力車商売を始めても、車があるから誰も使わないし・・・。

将棋の棋譜と、コンピュータによる棋譜生成。
類似のテーマとして、音感を音符構成と相関させて多重回帰分析等によりアルゴリズム生成出来れば、誰もが名曲を自宅で創作出来るようになるかもしれませんね。

人間の音楽生成能力は、指、全身の動作に対するダイナミックレンジと解像度にあると思います。コンピュータと、デジタルICで音源の精度はいくらでも上がるでしょう。

だって、人間の生体活動は、神がかりでもなんでもなく、センサーと動作の精度、記憶DBと連想記憶の膨大なシナプス・・・等、電子的、量子的な現象の結果でしかないですから。

まあ、これはひとつの極論を展開しただけです。最近コンピュータ音源なんて全く気にしていないし。

やはり、1将棋ファンに過ぎませんが、今回の電王戦や最近のBigData関連は多くの可能性と未来への展開を無限に感じさせ、考えさせるきっかけとなったようです。麦子にとってですが。

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