ハードとソフト、技術者の夢
北澤先生は、「技術者の夢」について言及した。以前はそんな当たり前の話などする必要がなかった。
産業革命から情報ハイウェイまで、ドラッガーの予測は、資本主義の発達と成熟の過程を示した。ハードを中心とした資本主義は、正に資本の暴力を露呈し、資本家から、末端の労働者へ、富を配分し得たが、時代は、物余りの時代へと到達した。大量生産の論理から、ソフトウェアの少量多品種化へと、時代の要請は移り、技術者は、疲弊し始める。特許?という、環境でIT技術者は、技術野進化の方向を見失いながら時間と体力を浪費していく。資本は、大規模ではなく、アントルプルニエの乱立による大勢の小資本家による群雄割拠の時代を露わにした。本来、ドラッガーの予見ではナリッジマネジメントの成功で、専門家の分化が成長していく筈だったが、資本は時間と労力がかかるこの選択肢を選ばなかっ
た。一部のiT成功者のみが、資本力を増強出来た。富の偏在は、今後も続くのだろう。
資本が本来の資本の力とは異なる形で資本主義野終焉と転生を迎え、目指すのであれば、答えは1つと考える。