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GPS将棋の評価5

GPS将棋の分析について:

1)探索深さは確かに30手程度先まで読めるみたい
2)ただし、それだけ多くのメモリを消費する。
3)OSがプログラム、データ用のメモリを仮想メモリを使って無限に近く確保出来たとしても、リソース用のメモリ、ハッシュで利用するメモリには限界があると思われる。
4)従って、開発者のひとつの対策として、ひとつのOSがひとつのPC上で動作する上で、600台ものPCに分担させて、ハッシュメモリ利用の制約を回避する。だから、短時間で、膨大な読みを確保して評価可能となる。
5)普通にWin7 + 64bitで長時間思考させると、10分で2億手近くの局面を読める。600台のクラスタでは、これが1-2分程度か?(通信、各PCの評価結果の調整などの処理が必要なので)
6)おそらく、1台あたりのハッシュがOSの上限を超えないように、思考時間を1分程度に抑えて、戦っている。そのためにクラスタ構成が必須という図式か?

7)土日に、毎回2億手読ませて、止まるたびに、局面継続の再開で付き合いながら、最後まで進めてみるか?
8)思考時間60秒程度では、面白くもないし。
9)要するに、ある手数まで読んで読みを打ち切るという当たり前の事が出来ないのがGPSの可哀想なところだ。せっかく優秀なソフトなのに、考えることは許可されず(ソフトアルゴリズム体系として)
、膨大な量の読みを『もうやめろ』と言われるまで読み続けているだけ。という主体性のないプログラムという評価ができるのではないだろうか?
10)やはり、GPSはこの点において、邪道?完成度の低いプログラムと感じる。現在の東大の限界か?
11)勿論、思想的な議論と思われる。だって、30手以上読まないようにアルゴリズムで制約かければ問題は解決されるような気がするが・・・・。
12)でもないか?それまでに読んだ局面の累積が2億、4億と増えていくわけで、どれを捨てるか?残すか?の判断をアルゴリズムとして確立させていないのだから。その指摘に対する詳細な議論が必要か?考え方の相違という主張も確かにあるかもしれない。
13)ただ、公開されているGPS将棋は興ざめだね。
14)ソースの中身を読んでも無駄か・・・・
15)それよりは、Bonanzaをソース把握して深く考えたほうが楽しいような気がする。
16)結論:GPSは邪道の、ソフトウェアとしての意思、思想に欠落した、モンスターマシン(ただの計算機)でしかない。

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